2020年7月29日水曜日

ネジバナの育て方

ネジバナの育て方

栽培環境:
関東南部で栽培しているが、夏の直射日光に耐え、冬は雪が積もっても平気なほど耐暑性耐寒性ともに高く、置き場所は日当たりがよく風通しの良いところに置いてある。

水やり:
1日1回を目安に、季節や天候、表土の具合を見て調整する。

植え替え:
単体で植えるより自然下で見られるような他の植物と混植した方が株が強健になり、何年も楽しめるようになる気がするので、私はたまたま庭に生えていた雑草「チドメグサ」と混植している。


チドメグサを選んだ理由・利点:
1.ネジバナより草丈が低く、光合成や通気の邪魔にならない
2.少し植えておけば地這い性で鉢全体に広がる(種子でも増える)
3.暑さ寒さに強く強健である
4.根が細く、芝のように土表面に広く浅く覆える

用土:
ネジバナとチドメグサを混植して根をゴチャゴチャに土の中に張らせたいから、粘土質で硬い土や水はけが良すぎる土は避ける。
チドメグサは土の表面から5cm程度までしか伸びないから、そのあたりを目安に鉢底には水が溜まらないように粒の粗いものを敷く。その上に一般的な草花用の培養土を使い植え込めばよい。

肥料:
ネジバナは菌根菌との共生により栄養分を補給できるので特に必要としない。葉が黄色みがかって窒素飢餓が疑われる場合には対応した肥料をあげればよい。冬葉しかない間は成長が緩慢なため、肥料はあげないほうが無難。


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2020年7月28日火曜日

ネジバナ

ネジバナとは?

学名:Spiranthes sinensis var. amoena
和名:ネジバナ(捩花)
別名:モジズリ(綟摺)、ネジリンボウ、ネジリバナ
科属:ラン科、ネジバナ属
開花期:6月~7月
花言葉:思慕(思い慕うこと。恋しく思うこと。)


特徴:
芝生などの背の低い草地によく自生する雑草である。
見ての通り花序がねじれる様子が名前の由来となった。ねじれる向きは概ね1対1といわれており、なかにはねじれない個体や途中で巻き方向が変化する個体もある。
花色はピンクと白が知られているが、我が家には白花の個体はない。花茎の長さは10~40cm程になる。
花が終わると休眠、もしくは枯れてしまう。休眠の場合も落葉する場合としない場合があり、春から秋にかけての生育期は細長い葉が上方にでるが、冬場は丸めの短い葉が横に広がる。

栽培環境:
我が家は関東南部に位置しており、数年前(執筆時2020年)に家の植木鉢に突然生えてきて以来、毎年どこからか生えてきていたのを単独の植木鉢に植え替えて栽培している。
去年は紫蘭のプランターからポコポコ生えてきていたので、植え替えて10鉢以上になった。


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