2020年10月8日木曜日

白藜

 シロザとは?





学名:Chenopodium album
和名:シロザ(白藜)
科属:アカザ科(ヒユ科)、アカザ属
開花期:9月~10月
花言葉:結ばれた約束


特徴:


 茎は硬く丈夫で直立し、1m以上にも成長する。若葉には粉状の細かい毛が生えており、淡く白味がかって見える。

 近縁種に科属の名前にもなっているアカザがあるが、シロザのほうが原種で、アカザのほうが変種だとされている。シロザとアカザの違いは名前の通り色による見分けが容易にでき、アカザは頂部の若葉が濃い赤紫色をしている。

 アカザ科の仲間にはホウレンソウがあるが、シロザとアカザも食用することができる。成熟した葉はかたくなってしまい食用には向かないようだが、若葉はホウレンソウと同じようにお浸しなどにして食用することができるようだ。種子も佃煮にしてふりかけに利用できるらしい。


生育状況など:


 春先にうっすらと白いミントグリーンの双葉が力強く芽吹いたの見つけたので、ポットに保護して経過を見ていた。

 夏場は強い日差しにより頭が垂れることもしばしばあったが、頭頂部の芽は枯れることはなかった。

 花が咲き、この植物の名前がやっと判明した。

 花が咲く頃になるとポット内は根詰まり状態になり、ポットがガチガチになるほど固くなっているが、根詰まりにより枯れてしまうような兆候は見られない。

 無肥料無農薬の農地を立ち上げるにあたって、このような強健な食べられる雑草の栽培から始めるのも面白いかもしれない。ちなみに虫による食害は全くなかった。

 また、丈夫な茎にも利用価値がありそうだ。葉はそれほど繁るようには感じられなかったので、例えばナスの支柱として同時栽培も可能かもしれない。



通販の紹介:


2020年10月3日土曜日

2020年9月のまとめ

 9月の出来事まとめ




 インビトロプランツだったランを植え替えて放おっておいた培地から、たくさんのネジバナと思われる芽が出てきていた。(売るほどあるな……しめしめ。)
 もともと植えてあったのは矢印のデンファレっぽいものしか残っていない。



 アルブカを先月末に植え替えた時に出た球根の端材で、葉挿ししておいたものに芽が形成され始めた。



 まだ記事化していない植物のモニラニア。夏期休眠から明けて、緑の頭が伸びてきた!



 正体不明で春から観察を続けていた雑草に花が咲いた。画像検索をしたところ「シロザ」という名前らしい。今後記事化予定。



 これもまだ記事化していないリトープスという多肉植物。葉の切れ込み部分が裂けて新しい葉が出てくると、古い葉は徐々に萎んでいきカラカラになってしまう。その新しい葉が出る時に2対だったものが4対に「分頭」し手狭になっていたので、成長期に入る前に植え替えた。