ラベル 多肉植物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 多肉植物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年9月14日月曜日

九輪塔

 ハオルチア 九輪塔とは?





学名:Haworthia coarctata var. coarctata f. chalwinii
和名:九輪塔(クリントウ)
科属:ツルボラン科、ハオルチア属
開花期:3月~5月


特徴:


 ハオルチアと呼ばれる数百種類の園芸種がある植物群の一種である。本種はその中でも硬葉系とよばれる透き通った部分がなく、シャープなシルエットの「鷹の爪」という種類の変種とされる。

 園芸種は数百種類もあるといったが、遺伝的には60種ほどに分類することが出来るという説がある。

 ハオルチア属の原産地は南アフリカのケープ地方で、過去の記事にもある通り風が強く乾燥している。自生地では砂礫質の土に半分埋もれたような形で生えているそうで、岩場の陰のような明るい日陰で乾燥している場所を好むようだ。

 直射日光が強いと葉の色が黒く日焼けしてしまう。冬季は赤く紅葉することもあるようだ。


ハオルチアの種類:


 九輪塔は硬葉系だが他に軟葉系があり、それは光を多肉質な葉の中に取り込むための透明部分があり、軟葉系という名の通り葉がプニプニとして弾力があり柔らかい。

代表種:

十二の巻

オブツーサ

レツーサ

万象

玉扇


栽培環境:


 まだ買って一年目で、夏を一回経験しただけだが感じたことも含めて書いていきたいと思う。

 置いてある場所は以前記事化した紅彩閣の横ちょで軒下だ。軟葉系とは違い透明部分がないぶん直射日光には比較的強いようで、昼過ぎまで真夏の直射日光が当たる環境に置いていたが葉焼けが進んだようには見えない。

 紅彩閣は少しも水分が抜けた様子を見せなかったが、九輪塔は下の方の葉が少し萎んだように見えた。そのタイミングで水やりをした。あとは暴風時の雨水くらいしか夏場は水やりをしなかった。

 夏の間はかすかに成長したように見えたが基本的には真夏は休眠期になり、春秋型の多肉植物という情報の通りだと感じた。先端部の成長よりかは、半分土に埋まっている脇芽の成長のほうが大きいと感じた。直射日光による表面温度の違いが表れたものだと考えられる。



通販の紹介:


2020年9月9日水曜日

ユーフォルビア・エノプラ

 ユーフォルビア・エノプラとは?





学名:Euphorbia enopla
和名:コウサイカク(紅彩閣)
科属:トウダイグサ科、ユーフォルビア属
開花期:3月~5月


特徴:


 一見トゲがありサボテンのように見えるが、サボテンとは違うらしい。サボテンのトゲは葉が変化したものだといわれていて、トゲの付け根に「刺座」と呼ばれる器官があるという。対して本種のトゲは花梗(かこう)・花柄が変化したもので、トゲの付け根には「花座」という器官があるらしい。実際本種を画像検索すると、トゲと同じように生えた花柄から花が咲いている画像がヒットする。若いトゲは花柄と同じ赤色をしている。

 原産は南アフリカのケープ地方で、多分にもれずユニークな見た目をしている。脇芽が出やすくそれを使った株分けでの繁殖も容易だが、なるべく自然樹形のまま成長させたほうが見応えがあり面白い。

 株を傷つけると白い粘液が出てくる。その粘液は凝固しやすく、植物本体から水分が抜けたり細菌に汚染されるのを防ぐ役割がある。動物に対しても毒性があり、手で触るとかぶれたり、粘膜に触れると痛い思いをするかもしれない。

 雌雄は異株で、我が家にある個体はまだどちらかは不明だ。


栽培環境:


 買ってからまだ一年目なので置き場所は屋外の軒下で様子を見ている。お昼過ぎくらいには日陰になり、雨が降ると風が強い場合は雨に当たるくらいの場所だ。

 夏型多肉と紹介されているサイトが多数あるが、筆者が観察している感じでは夏は休眠期だと感じた。理由は新しいトゲが作られず、成長していないように見えたからだ。なので筆者の体感では、多くのサボテンと同じで春秋型の多肉植物だと思われる。

 ひと夏の間観察していた感じだと、暑さにはサボテンより強そうだ。サボテンも真夏は休眠するが、シワが深くなったり根本が萎んだり呼吸による水分の揮発が観察できる。しかし紅彩閣にはサボテンのような変化はみられなかった。なので秋に成長を始めるまでほぼ断水状態にしたほうが、根腐れを予防できると考えられる。

 ケープ地方出身の植物なので、基本的には常に土が湿っているのは苦手で、日光と風と乾燥が好きなはずなので、それを意識した管理を心がけている。

 いまのところ害虫はついていないが、カイガラムシがつくことがあるらしい。カイガラムシの駆除は、捕殺をするかマシン油を塗って窒息死させるかすると良い。



通販の紹介:


2020年8月19日水曜日

サンスベリア・キリンドリカ

 サンスベリア・キリンドリカとは?




学名:Sansevieria cylindrica
和名:ボウチトセラン(棒千歳蘭)
科属:キジカクシ科、スズラン亜科、サンスベリア属(チトセラン属)
開花期:夏頃(調べたが夏頃以上に細かい時期は不明)
花言葉(サンスベリア):永久、不滅


特徴:


 パッと見ただけで円筒状の葉はたいへん目を引く。この葉の形状は、裏表を決める遺伝子が発現しないことからなるらしい。写真にある細い葉は地下茎により形成された子株で、本来は葉の地上付近の成長点から扇状に円筒の葉が展開する。この円筒状の葉は直径3cm、長さ2mにもなるという。

 ただのサンスベリアと同じで、乾燥に強く、マイナスイオンを発生させるので室内観葉に向くが、室内の日照が少なく多湿な環境は好まない。


他のサンスベリア属(一部):


 サンスベリア・トリファスキアータ・ローレンティ:

 最も園芸店で見かける種類。単に「サンスベリア」というとこの種類を指す場合が多い。剣型で黄色い縁取りのある葉が特徴的。120cmほどの大きさまで成長する。


 サンスベリア・サムライドワーフ:

 卓上に置けるほどの小型種。葉の先が剣先の様に尖っていて、肉厚なのが特徴的。葉の縁取りが刃紋のように見えないこともない。


 サンスベリア・トリスファキアータ・ムーンシャイン:

 全体的に薄緑色で統一感のある中型種。光の当たり具合によっては月のような白銀色に見えることもあるそうだ。40cmくらいになるようだ。


栽培方法:


 サンスベリア属は耐乾性が非常に強く、月に1回ほどの水やりでも枯れることはない。湿度が高い状態は苦手なので風通しがいい場所に置き、用土は水はけの良いものを使うか、素焼き鉢のような通気性の良い鉢を使うとよいだろう。筆者は市販されているサンスベリア用の用土ではなく、より水はけの良さそうなシャコバサボテン用の用土を選んで株分けを行った。

 キリンドリカは日光が好きで、日光不足になるとヒョロヒョロの竹竿のような葉を出してしまうので栽培場所には注意が必要だ。春から秋までは風通しの良い半日陰で栽培するのいいが、夏季は陽に当たり過ぎると葉焼けをしてしまうので注意が必要だ。

 耐寒性が3℃ほどと、冬季は屋外で管理できるほど寒さに強くはないので窓辺などで管理すると良い。水やりを控えると、樹液の濃度が高まり寒さに強くなるようだ。

 水やりは基本的に土の中まで乾燥してから、2,3日置いて水やりをするのが勧められているが、筆者はもうすこし控えめに水やりをしている。目安としては、一番新しい葉の付け根のシワがちょっと深くなってきた頃合いで水やりをしている。


(徒長してしまった子株の株分け直後の写真)



通販の紹介:


2020年8月9日日曜日

オノマンネングサ

オノマンネングサとは?



学名:Sedum lineare
和名:オノマンネングサ(雄の万年草)
(斑入りのものは「フクリンマンネングサ」と言われることもある。)
科属:ベンケイソウ科、マンネングサ属
開花期:5月~6月
花言葉:記憶、静寂、落ち着き、枯れることのない愛


特徴:


 暑さ寒さに強く、多年生の多肉植物の一種である。石を無造作に組んで、その隙間を埋めるように植えるなどのグラウンドカバーに向いている。
 草丈は25cmほどになり、土の栄養分や排水性・通気性などの相性により、茎の成長する方向が上向きか横向き(匍匐)かに変わるような気がする。詳しくは後述する。成長環境により茎葉が赤みをおびることもある。
 花は茎の先端部に咲き、黄色い星が何個かまとまっているような遠目で見ると少々地味な見た目である。資料として見たウェブサイトでは種子が出来ると書いてあるところと出来ないと書いてあるところがあるが、出来たとしても極小のため筆者は今のところ見つけたことはない。
 容易に葉の付け根部分から根や葉が出てくるので、切り取った茎を土の上においておくだけで簡単に株を増やせる。


栽培環境と個体差:


 まず茎の直立性と匍匐性の個体差だが、花がつく茎は直立し、他の茎は土の栄養分の多さによって振る舞いに違いが出ているように感じる。挿し木用に使っているバーミキュライトのみの無栄養培地の場合は、ほとんど上に伸びることはなく培地の上を匍匐している。また、種まき・挿し木用と書いて販売している土で育てているものも5cmほどしか直立していない。草花用の培養土や庭土で育てているものは非常に直立性が高い。

 次に赤みがかかる個体についてだが、赤玉土を多く使っている培地では比較的赤みが強いと言える。理由については仮定だが、土壌の酸度か水に溶けている色素の違いだと思われる。今後、色水による試験やpH測定をしたいと思う。

 最後に葉の形状についてである。基本(直立時)は3枚輪生で、上向き・線形・扁平・鋭頭であるが、匍匐時も葉が空に向かって生えるので3枚輪生の葉は線形ではなく、三日月形をとり上向きになる。
 そして日陰で乾燥気味に栽培した場合にも葉の形状に変化が見られ、楕円形で丸みがあり、葉先が下を向いている。



通販の紹介:


オノマンネングサ