ハオルチア 九輪塔とは?
学名:Haworthia coarctata var. coarctata f. chalwinii
和名:九輪塔(クリントウ)
科属:ツルボラン科、ハオルチア属
開花期:3月~5月
特徴:
ハオルチアと呼ばれる数百種類の園芸種がある植物群の一種である。本種はその中でも硬葉系とよばれる透き通った部分がなく、シャープなシルエットの「鷹の爪」という種類の変種とされる。
園芸種は数百種類もあるといったが、遺伝的には60種ほどに分類することが出来るという説がある。
ハオルチア属の原産地は南アフリカのケープ地方で、過去の記事にもある通り風が強く乾燥している。自生地では砂礫質の土に半分埋もれたような形で生えているそうで、岩場の陰のような明るい日陰で乾燥している場所を好むようだ。
直射日光が強いと葉の色が黒く日焼けしてしまう。冬季は赤く紅葉することもあるようだ。
ハオルチアの種類:
九輪塔は硬葉系だが他に軟葉系があり、それは光を多肉質な葉の中に取り込むための透明部分があり、軟葉系という名の通り葉がプニプニとして弾力があり柔らかい。
代表種:
十二の巻
オブツーサ
レツーサ
万象
玉扇
栽培環境:
まだ買って一年目で、夏を一回経験しただけだが感じたことも含めて書いていきたいと思う。
置いてある場所は以前記事化した紅彩閣の横ちょで軒下だ。軟葉系とは違い透明部分がないぶん直射日光には比較的強いようで、昼過ぎまで真夏の直射日光が当たる環境に置いていたが葉焼けが進んだようには見えない。
紅彩閣は少しも水分が抜けた様子を見せなかったが、九輪塔は下の方の葉が少し萎んだように見えた。そのタイミングで水やりをした。あとは暴風時の雨水くらいしか夏場は水やりをしなかった。
夏の間はかすかに成長したように見えたが基本的には真夏は休眠期になり、春秋型の多肉植物という情報の通りだと感じた。先端部の成長よりかは、半分土に埋まっている脇芽の成長のほうが大きいと感じた。直射日光による表面温度の違いが表れたものだと考えられる。
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