イヌマキとは?
学名:Podocarpus macrophyllus
和名:イヌマキ(犬槇)
科属:マキ科、マキ属
開花期:5月~6月
花言葉:慈愛、色褪せぬ恋
特徴:
分類では針葉樹に該当するが、一見葉の見た目からではそうだとは思えない。常緑性の高木で、雌雄異株だ。防火・防風・防音効果があるとされ、特に目隠しと防風目的で生け垣に使われることが多い。
単純に「マキ」といえば本種を示すが、「イヌ」が付くということはマキに劣ると言う意味がある。「コウヤマキ」というイヌマキより葉が細く松のように美しい葉を出す種を別名「ホンマキ」といい、見た目に劣る本種を「イヌマキ」とした説がある。
雌株には2連の団子状の実が成るが種子は先端の方にだけ入っており、赤く色づく下の実は花托が変化したもので種子は含まれていない。花托の方は熟せば食べることが出来るようだが、種子には毒が含まれているので誤食に注意が必要だ。
花言葉の「慈愛」は、昔から生け垣に利用され風や砂から家を守ってくれていたのが由来とされ、寒い冬も緑の葉を保ち続ける様子からは「色褪せぬ恋」の由来とされている。
栽培環境:
写真の通り鉢植えで栽培している。用土の水はけは良く、大きくならないように切り戻しを何回かしているが植え替えはもう何年もしていない。成長は遅い印象。
今年は剪定した枝を使い、挿し木で株を増やそうとバーミキュライトの挿し床に何本か挿してある。剪定は休眠期の冬ではなく、3月~10月の生育期に行うのが良いとされている。
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