2020年9月12日土曜日

コムラサキ

 コムラサキとは?





学名:Callicarpa dichotoma
和名:コムラサキ(小紫)
別名:コシキブ(小式部)
科属:シソ科、ムラサキシキブ属
開花期:6月~7月
色づき:9月~10月
花言葉:気品、知性、聡明


特徴:


 ムラサキシキブとよく間違えられる。筆者も記事化するにあたって調べたところ、本種がコムラサキだと知った。一番わかり易い見分け方は葉の形状で、ムラサキシキブは全周に渡りギザギザの鋸葉だが、コムラサキは先の半分ほどしかギザギザしていない。あと枝が枝垂れやすく、実が多くつき見栄えが良い。

 名前の由来は別種のムラサキシキブを小さくしたような外見からきている。本種はムラサキシキブに比べ樹高が低く、葉も小さめである。

 花言葉の由来は、実がツヤツヤとし鮮やかで神秘的な色合いの美しい様からきている。花言葉の由来とは関係ないが、薄い桃色の花が細かく咲いているさまは可愛らしい。

 枝に実だけを残し、ドライフラワーとして利用されることもあるようだ。映えそうな枝があったら試してみたいと思う。





花柄の付け根もムラサキシキブとは位置が違うらしいが、見比べないと分からないと判断した。


栽培環境:


 鉢植えから勝手に生えてきて以来、剪定しかしていないが根詰まりで弱ったような様子は感じられない。何度も切り戻しをして株元が塊根植物のようになってしまっている。

 置き場所は野外で、日当たりの良いところに置き水切れに注意をしていれば問題なく育つようだ。夏場は日が当たりすぎない場所に置いたほうが良い。

 剪定は芽吹く頃から実がなる頃まで随時行なって問題ない。落葉し休眠した冬場には枝先が枯れ、剪定をしてしまうと枯れ込みが大きくなってしまうので冬場には剪定はしないほうが良い。休眠期に剪定をしたほうが良いとする説のほうが多い。



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