蟹草とは?
学名:Lygodium japonicum
和名:カニクサ(蟹草)
別名:シャミセンカズラ(三味線葛)、ツルシノブ(鶴忍)
科属:フサシダ科、カニクサ属
薬効:利尿
特徴:
シダの仲間にしてはめずらしいツル性のシダである。胞子葉の形がシダの仲間であるシノブに似ていることから、ツルシノブと呼ばれることもある。カニクサと名前がついたのは、子供がサワガニなどを釣って遊ぶのに利用したことが由来となっている。
ツルのように伸びる部分は茎ではなく葉の一部であり、そのツル状の葉軸は2m以上も他の植物に絡みつきながら伸びることもある。本当の茎は地中にあり、横に短く伸び先端からツルになる葉を出す。
胞子は「海金砂」とよばれる漢方薬になる。利尿作用があり、淋病や尿路結石の治療に使われたことがあるようだ。
生育環境:
水を掛けると固まる防草砂の割れ目から生えていて、その場所は半日陰で風通しの良いところだ。
防草砂の影響で周りに他の植物は少なく、ツルが絡みつく様子は一度しかみたことがない。
フユサンゴに絡みついている様子
通販の紹介:
移植は困難とのことだったが1軒だけ販売していた。
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