2020年9月1日火曜日

ユズリハ

 ユズリハとは?





学名:Daphniphyllum macropodum
和名:ユズリハ(譲葉)
別名:オヤコグサ(親子草)、ウサギガクレ(兎隠)、ショウガツノキ(正月木)
科属:ユズリハ科、ユズリハ属
開花期;5月~6月
花言葉:若返り、世代交代、譲渡、新生


特徴:


 葉は冬場に落ちることはなく、幹を冷風から守るように下向き垂れ下がり冬を越す常緑性だ。高さは10mくらいまで成長する高木性で、10月~11月頃になると果実が熟す。

 熟した果実はブルーベーリーに似ており美味しそうだが、アルカロイド系の毒素を含んでおり食べることはできない。花は雌雄異株で、雄花が咲く木は当然ながら実は成らない。

 葉柄が赤い種類と緑の種類(アオジクユズリハ)があるようだが、我が家に生えてきた個体は夏場は緑、冬場は赤となるので雑種かもしれない。他にも寒冷地の変種「エゾユズリハ」や斑入りの「フイリユズリハ」などの品種があるようだ。

 春になると新葉が出てその下に花をつけ、そして古い葉は落葉し新しい葉に世代交代する。その様子が「ユズリハ」の名前の由来や花言葉の由来となっている。また縁起の良い木とされ、子孫繁栄の正月飾りにも利用される。


一枚目の写真と同じ個体だが葉柄が赤い


栽培方法:


 日陰でも育つようだが枝が伸びやすいらしいのと、もともと高くなりやすい木なので日陰での栽培は避けたほうが良い。根が乾燥に弱いということもあり、土はやや通気の悪い粘土質っぽいものを好むらしい。我が家では勝手に生えてきた場所の庭土をそのまま植木鉢に入れ、土が沈下した分は枯れ葉などで随時埋めている。

 枝は混み合って風通しが悪くならないようにすると良いらしい。我が家の個体はまだ脇芽がでておらず、枝を整理した実績はない。来年あたりは高さを制限するために芯止めすると思うので、脇芽がたくさん発生するかもしれない。

 暑さ寒さに強く病気にも強い。害虫も特にないとの記述をみたが、今年我が家のユズリハには葉の裏にびっしり虫の卵が付いているのを見つけた。しかしこそぎ落としたからか、虫による被害は今のところ見当たらない。



通販紹介:

0 件のコメント:

コメントを投稿