2020年8月8日土曜日

モウセンゴケ

 モウセンゴケとは?


(うちにあるのはアフリカナガバモウセンゴケのみ)

学名:Drosera rotundifolia L.
和名:モウセンゴケ(毛氈苔)
科属:モウセンゴケ科、モウセンゴケ属
開花期:6月~7月
花言葉:詐欺、不誠実、無神経、物思い
薬効:抗アレルギー

特徴:
野生種は絶滅危惧種に指定されているので、見つけても採取をしてはいけない。
放射状に広がった葉に展開している腺毛から粘液を分泌して虫を捕獲し、その後消化液を分泌し虫は溶かされ栄養にされてしまう。
野生種は水苔が腐食堆積した酸性の強い土壌の湿地帯に生息している。
名前に「苔」がつくが種子植物で、赤い毛せんが絨毯様に苔のように広がって見えることが、名前の由来になったという。
小バエなどをよく捕まえてくれるが、虫を誘引しているので虫がいない室内に置くと虫が寄ってきてしまうので注意が必要だ。反面すでに虫が蔓延っている場所に置くと効果は大である。
夏場の直射日光には弱いが、基本的には日当たりがよく風通しの良い場所が好みのようである。
花は蕾のついた先端部の花柄が垂れており、徐々に背を正しながら腰の部分から順番に開花していく。写真のように花柄が二股になっていると、途中ハート型になり花かんむりが出来る。


栽培環境:
鉢下に受け皿をおいて、水をためておく腰水管理が多くの文献で勧められているが、うちでは腰水管理はしていない。理由としてはハエトリグサの栽培に失敗した経験から、用土に水苔を使用していると表面が腐食してきた時に、通気が悪くなり内部の水が腐ってきてしまうためである。まだ2年目だが、今のところ朝晩の水やりで足りている様子。
春から秋までは野外の日当たりがよく通気の良い場所に置き、冬場は雪が降る前に葉が枯れ休眠したものはそのまま野外で管理し、雪が降る直前まで葉があったものは屋内にとりこみ窓際で管理した。冬場は水やりを少なくしても良い。


通販の紹介:
ドロセラ カペンシス
アフリカナガバ モウセンゴケ
モウセンゴケ(種類はランダム?)
サスマタ モウセンゴケ

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