2020年8月23日日曜日

エノコログサ

エノコログサとは?




学名:Setaria viridis
和名:エノコログサ(狗尾草)
別名:ネコジャラシ
科属:イネ科、エノコログサ属
開花期:8月~11月
花言葉:遊び、愛嬌


特徴:


 わざわざ書くこともないと思うが穂を振ると猫がじゃれつくことから別名「ネコジャラシ」といわれるが、一般にはこちらの名前のほうが馴染みがあるかもしれない。「遊び」という花言葉はこのことからきている。

 エノコログサという名前の方は風に吹かれて犬の尾のように穂が揺れることから、昔「犬っころ草」と呼ばれていたのが訛って「エノコログサ」になったという。「愛嬌」という花言葉は犬が尻尾を振る様からきているようだ。

 似た種類で「アキノエノコログサ」というものがある。違いを調べたのだが、穂が長く、垂れ、葉に短毛があるのがアキノエノコログサらしい。我が家に生えているものは、葉が無毛で、穂先がわずかに垂れるだけなので「エノコログサ」だと思われる。あとエノコログサの方が草丈が低いらしい。


食用利用:


 エノコログサは粟(あわ)の原種とされているので、他の穀物と同じ様に脱穀して食べることが出来る。尚、籾殻は柔らかいので取り除かなくても食べることが出来る。

 食べ方は一般的な穀物と同様で、米と一緒に炊いたり、製粉して麺などに加工することも可能だ。ちなみに筆者はゴマのように炒って、鶏むね肉にまぶし、アルミホイルでくるみ蒸し焼きにしてみた。

 味はエグみなどは感じることはなく、緑茶のような風味があって美味しかった。

脱穀してゴミや軽い実などを飛ばし厳選する。

少し苦目の草の匂いが落ち着くまで炒る

コショウやゴマのような感じで利用した



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